ぶうこがやって来た

2002年3月9日

3月9日のぶうこ 犬の首に荷造りひもを結び、いよいよ、この犬が私たちの手に渡りました。檻から出たとたん、犬はぐいぐい引っ張って外へいきました。檻のなかでは、あんなに、おとなしそうだったのに!再び私はあわてました。そして、タッタッタと歩いて、ウンチをしました。犬のウンチを拾わねばならない!私はあわてました。私の動揺をよそに、再びタッタッタと歩いて、またウンチ。あぁ・・・・どうしよう!


3月9日小屋にすぐに入った 収容棟に戻り、職員の方に助けを求めました。犬は、職員の方に走り寄って、大喜びしました。このとき、私は、ちょっと涙が出ました。・・・・・・私も、こんな風に犬が喜ぶ飼い主になりたい。「何も持って来なかったですか?」「はい」・・・・・・。いただいた新聞紙で、ウンチをつかみ、ビニール袋に入れました。ウンチの温かさが、じんわりと私の手に伝わりました。この時、自分が飼い主になったと実感しました。


3月9日骨をあげてみた 車酔いもしないで、無事に自宅に到着しました。「ぶうこ」はいつも、ドライブに出かけていたのでしょう。途中で買った犬小屋に、さっさと入って行きました。小屋に慣れているようで、安心しました。それとも、私たちに無関心だったのか・・・?何をしたら喜ぶのかと考えて、骨を買ってあげみました。


笑うようになった♪ 「ぶうこ」の顔つきが変わったのは、1週間後ぐらいでした。